伝聞のコツ

1 基本的に非伝聞にはしたくない

裁判官の実務家教員の方がおっしゃっていたが、基本的には非伝聞にしてかいくぐろうというのはあまりよく思わないらしい。よほどじゃない限り伝聞にしてしっかり伝聞例外を満たしているかを検討しよう。

2 推認過程を具体的に書いてあげる

伝聞性は要証事実との関係で決されるのだから、要証事実と問題となる証拠との関係性を答案で示さないといけない。

問題文を読んで、争点からこの事実を立証しなければならない、と要証事実を抽出する。

そして、その要証事実を推認するためにこの証拠をこのように使って推認するという推認過程を具体的に書いてあげることが必要になる。

一般論ばかり論証パターンになっているけど、本当に点がふられているのはそのように具体的な推認過程だから、しっかりとさぼらずに優先して書いてあげよう。


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